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多くの品種を随時掲載していきます。画像部分にマウスを乗せると拡大した写真をご覧いただけます。日本語の流通名がついている園芸品種は、学名が無いか不明なケースが多く特定できない場合は、学名に ’’ コーテーションをつけてローマ字で記載しています。ヘボン式ではなく”し”は"Si"としています。

また原種が特定、整理できておらず主に管理人の概観で分類していますのでご存知の方はご連絡ください。

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Orostachys  Gallery 1 / 1
オロスタキス属 4+37

ベンケイソウ科。 北アフリカからアジアの内陸部と広域に生息する約40品種のグループ。

小さなロゼッタが特徴の可愛いらしい品種。繁殖力が高いため夏場の過ごし方に気をつければ群生にしたてる事も楽しい。子吹きも良く自然に鉢の中で増えていく。ほとんどが子株の移植で繁殖できるが実生も比較的に容易。成長や季節と共に容姿が変貌するのも楽しい。日本にも生息するため古くから山野草などと一緒に楽しまれてきた。

中国では瓦松(がしょう)の名で花穂が漢方薬として服用されている。清熱解毒作用があり、腫れを取る効果や胃腸薬に利用されている。

本種も概観が似ているなどの理由から、正確な名称がつかずに流通している品種が存在する。
一番身近なところでは「子持ち蓮華」だが、特徴と大きさが非常に似ているため2種の園芸流通名が同名となっている。
地域亜種の扱いも困惑する原因の一つである。



■育成のポイント

厳しい環境に生息し、暑さ寒さどちらにも順応する。岩場や傾斜地など水はけの良い環境を好むので排水性の高い用土で育成するとよい。 ライナーで繁殖するためある程度の大きさであれば見た目の良い群生に自然となるが、鉢からこぼれ出した辺りで、選定と植え替えは必要である。

秋口より新芽が根元より生まれ、冬季は冬芽を残して越冬する。

番号 学名 別名/流通名 説明 マーク 画像
E1 Orostachys japonicus
爪蓮華(ツメレンゲ) 中小型:日本が生息地の丈夫な品種。冬季には赤く染まり園芸品としても見かけるようになった。親茎より子芽が沸いてくるように繁殖する。寒い時期は丸まった可愛い姿だか温かさと共に葉は細長く伸びる。花穂が長く小さな鉢だと倒れてしまう。熱さには強いが風通しのよい環境化に適合したため蒸れには多少だが気を使う。密集した群生となりやすいのだが植え替えを怠ると蒸れを誘うので注意。Orostachys erubescens var.japonicusSyn:  
E1 Orostachys iwarenge var.furusei (2)
子持ち蓮華(コモチレンゲ)レブンイワレンゲ 小型:小さなロゼッタからライナーを伸ばし多くの子をつけ繁殖する。やや青葉のタイプで最近、流通しているタイプはこちらが多い。レブンイワレンゲと呼ばれる北海道の北部にある礼文島に自生する亜種も有名ですが、広まっているタイプとは若干異なりそうです。  
E1 Orostachys malacophylla ssp.iwarenge var.boehmeri
子持ち蓮華 小型:小さなロゼッタからライナーを伸ばし多くの子をつけ繁殖する。夏期は青葉だが寒さを感じる秋口よりやや赤みとなります。本種は正確な学名が不明です。  
E1 Orostachys malacophylla ssp.iwarenge
岩蓮華(イワレンゲ) 中型:普及種ながら個体差もしくは地域亜種が混在しているのか大きさなど異なる事も多い。青白の透明感があるロゼッタ。  
E1 Orostachys malacophylla ssp.iwarenge variegata (2) (3)
岩蓮華錦(イワレンゲニシキ) 小型:斑入りの岩蓮華。かなり小型のタイプです。  
E1 Orostachys malacophylla ssp.malacophylla var.malacophylla
玄海岩蓮華(ゲンカイイワレンゲ) 中小型:国内では九州北部の海岸沿いに生息しておりmalacophyllaの地域亜種とされる。 黄緑の少し肉厚の葉のロゼッタで、ライナーを伸ばして繁殖する。本種は成長と共に葉先が尖ってくるが丸葉も存在しているよう。Syn:O malacophylla var.'Genkai'  
E1 Orostachys japonicum sp.'Tsushima'
対馬爪蓮華(ツシマツメレンゲ) 中小型:同じく九州北部対馬産の地域亜種で灰色混じりの渋い品種。温暖な生息地なので暑さ蒸れにも強いほうだ。 子吹きは同種の中では少ない方だが十分に養殖できる。親の花芽に釣られやすいのか多くの子に花がついた。  
E1 Orostachys spinosus
スピノーサ 大中型:Orostachysの中では大型で約8〜14cmほどのロゼッタ。蒸れなどには比較的に耐性はある。  
E1 Orostachys spinosus
スピノーサ (2) 大中型:この固体は綴化まで行かないがロゼッタが分等したもの。広がると向日葵のようだ。Syn:spinosa  
E1 Orostachys spinosus var.minutum
スピノーサ・ミニツム 小型:spinosusの亜種とされる。約2cmほどのロゼッタで子つきは良くspinosusより神経質ではない。色の変化が大きいのも魅力。  
E1 Orostachys spinosa 'Minuta'
スピノーサ 小中型:spinosusの亜種とされる。  TE
E1 Orostachys spinosa 'Minuta'
スピノーサ 小中型:spinosusの亜種とされる。上記とは別系統で観察中。  XQ
E1 Orostachys spinosa 'Minuta' typ2 (2)
スピノーサ 小中型:'Minuta'バリエーションの1種。交配か固体変種なのか不明。  TE
E1 Orostachys malacophylla ssp.malacophylla var.aggregeata
アグレガタ 小型:Orostachysの中では小型で2cm未満のロゼッタ。枝から密集するように直接芽を出して増える。Syn:Orostachys aggregeatum / aggregata / aggregatus  
E1 Orostachys malacophylla ssp.malacophylla var.aggregeata
アオノイワレンゲ 小型:Orostachysの中では小型で枝から密集するように芽を出して増える。通常のアオノイワレンゲと異なり白に近い青み掛かった葉色で小型。北海道よりと思われるmalacophyllaの亜種だと考えられます。  
E1 Orostachys chanetii
チャニティ 小型:初夏以降は爪蓮華に似た棒上の葉となる。中国産の岩レンゲの中ではもっとも美しく丈夫な種。撮影順に左上から右下へ載せておく。その変化の早さに驚かされる。  KB
E1 Orostachys Ed
イディ 小中型:青白葉でコモチレンゲを大きくしたような容姿。丈夫で繁殖力もある。  
E1 Orostachys Jade Mtountain
小型:青白葉でコモチレンゲに似ているがライナーはほぼ無く密集した繁殖をする。丈夫で繁殖力もある。   XQ
E1 Orostachys fimbriata (aff.) limuloides (2)
フィムブリアータ 中型:初夏以降は爪蓮華に似た棒上の葉となる。枝立ちするように育つ珍しいタイプ。fimbriateとは特徴を意味しており主に房状へりのある, 糸状突起のある意。  TE
E1 Orostachys sp.f/Mongolia
モンゴリア 小型:小さなロゼッタで、生息地の影響だろう蒸し暑さに弱いため水遣りと用土に気をつける。  FR
E1 Orostachys NYBG (2)
小型:対馬爪蓮華に似たブラウン色で尖った葉。最右画像は左が対馬で右がNYBG  XQ
E1 Orostachys thyrsiflora 2009 or 2010-7
小型:  TE
E1 Orostachys spinosa ex ALTAI
小型:  TE
E1 Orostachys spinosa ex BONGELIA
小型:  TE
E1 Orostachys malacophylla var.iwarenge f.variegata
富士 小型:白覆輪。  
E1 Orostachys malacophylla var.iwarenge f.variegata
鳳凰 小型:黄中斑。  
E1 Orostachys malacophylla var.iwarenge f.variegata
金星 小型:黄覆輪。  
E1 Orostachys japonicus f.polycephalus
??
八頭(やつがしら) 小型:  
E1 Orostachys japonicus f.polycephalus.
??
元禄(げんろく) 小型:八頭を元禄と呼んでいるとも考えられているが流通しているものがバラバラで不明。  
E1 Orostachys Meterostachys sikokiana
矮鶏爪蓮華(チャボツメ) 小型:  
E1 Orostachys cv.'Syouwa'
昭和(しょうわ) 中型:  
E1 Orostachys sp.
白肌爪蓮華(しろはだつめれんげ) 小型:  
Other
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Orostachys saxatilis
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Orostachys sikokiana
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Orostachys umbilicus
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